2月1日 chordは4周年を迎えました。
利用者様0名からスタートした5年前。今は19名の方々が利用してくださっています。
chordは和音を意味し、協調、共聴、共存し共鳴できる環境造りをコンセプトに、運営してきました。
どちらかと言えば閉ざされがちな障害者事業所に店舗を併設し、社会にオープンな事業所にしたいという想いから積極的に外へ外へ出て行き、基盤を作ってきた4年間。節目の5年目。基礎固めの年とし、試行錯誤で取り組んできた取り組みをブラッシュアップし、工賃向上に向けて更なるアイデアや活動場所を拡げていける年としたいと思っています。
openな事業所づくりの一環として取り組んできたことの一つにワークショップがあります。
外部から講師の方をお招きし、お客様とご利用者様が同じテーブルで一つの事に取り組むことで、協調、共存できる場を提供してきました。
ワークショップのメリットはとても大きく、ご利用者様にとっては、コミュニケーションを図る大きな機会となります。またお客様には、「障害」という固定観念を覆してもらえる機会となります。
chordをご利用される方々の多くは知的障害者や精神障害者で、見た目では「障害」を判断できません。ですので、お客様は、ご利用者様と会話をしても、「障害者」だと気づかないことがよくあります。そういった経験をすると、「障害者」への概念もお客様の中で変わるようで、大きな意味で共存できる社会になる為の小さな小さな一歩に繋がっているのではないかと信じています。
2月のワークショップは、chord開設時より、コラボ商品製作や、下請け作業の請負いなどで、お世話になっている、「ぽんめのこ」のワークショップです。
chordのご利用者様が刺繍したモチーフを中心に、オリジナルのブローチを作ります。
名古屋では既に大人気の「ぽんめのこ」今は大阪でも大活躍されています。
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